1年間3つのレシートアプリを使ってみた結果

現在から1年ほど前の2021年2月初め頃、このブログでレシートアプリの紹介記事を書いてから、やりやすそうだった3つのアプリ(CASHb、CODE、ONE)だけ実践することにして、同じレシートを用いて1年間使い続けてみました。

今回はその結果を発表して、内容を比較していきたいと思います。

1年前に書いた記事

 

 

前提

・CASHb(キャッシュビー)

・CODE(コード)

・ONE

1年間のデータをとりまとめましたので、今回は上の3つのアプリの運用結果を比較してみたいと思います。

 使う人によって買い物する頻度や金額が異なりますので、「一年でもらえるポイントって たったこれだけかよ!」とか思うのはやめてください

 ⇒今回の獲得ポイント数は各アプリの比較だけに用いましょう

期間  2021年2月3日~2022年2月2日

買い物回数  163回

平均支払金額  1,203円(税込)

買い物先  スーパーとドラックストアのみ

購入したもの  主に食品(トップバリューみたいな廉価版ものが多かった)

その他条件

・事前に各アプリの大型ポイント獲得対象商品をチェックした後に購入したことはない

・アンケート回答やゲームによるポイントゲット企画は放置

⇒CODE(コード)の懸賞ポイントは獲得。ただし応募して当選したポイントは含めない(まあ、当たりませんでしたが…)

・ただし、CODE(コード)のクエストはレシート登録直後に発生したもののみ実施(どの商品を購入したらクエストが開始されるか事前に知らされない)

 

結果

CASHb(キャッシュビー)

ゲットしたポイント 600 CB

内容  CASHb(キャッシュビー)でもらえるポイント(CASHbでいう「CB」)は、比較的もらえるポイントが多い「特定商品」ものと、不特定に出現する「全てのメーカーOK」ものの2種類がリストに掲載される。

① 「特定商品もの」のジャンルとしては、圧倒的に食品、次いで化粧品の順に多かった。

② 筆者の経験上「全てのメーカーOK」ものは100%食品だった。ジャンルは、牛乳・チーズ・パスタ・パン・チョコレート・クッキー・納豆・豆腐・卵・野菜類・魚介類などリストに不定期掲載される(掲載されたものジャンルの商品で1回だけポイントをゲットできる)

⇒ 例)「魚介類」の場合>鮭の切り身パックを購入>レシート送信>審査>その後「魚介類」が一覧から消える>CB付与又は失格

③ 審査で失格になったことはない。例えば、チョコレートでも「チョコチップクッキー」でポイントをゲットできたりしたので、審査は緩めかも?

感想

「特定商品もの」のラインナップが少ないせいか、ゲットしたポイントはゼロ ⇒ すべて「全てのメーカーOK」ものでポイントをゲットしました。

それでももらえるポイントは10CBと、他のレシートアプリよりは高め!

たまったCBはセブン銀行ATM・セブン・イレブンレジで現金化して受取可能

期間中同じネタで何回でもゲットできるというわけではないので、10CBを狙って購入するのではなく、買い物から帰宅してアプリをみたらリストにあってラッキー程度に考えるのが現実的だと思います。

 

CODE(コード)

ゲットしたポイント 1,261pt

内容  CODE(コード)ではTAMARUポイントという換金できるポイントがもらえる。CASHb(キャッシュビー)と同じく比較的もらえるポイントが多い「特定商品」ものはあるものの、基本的にレシートに載っている全商品がポイント付与対象!

① 全商品がポイント対象というのが大きい。ゲットできたポイントは3つで最も多く、次点のCASHb(キャッシュビー)と比べてもダブルスコアとなった。

② 廉価版食品を買ったときでも突然クエストが発生することも。

③ 1レシートで何点もらえるかわからない。購入数や金額によるものだと思うが、1枚のレシートでの購入商品数が少ないとポイントがもらえない時もあった。

<以下、ポイント以外の話>

・週一回引けるラッキーエッグで一度も当たったことがない。

・懸賞で当選したことがない。

・レシート&商品登録したあと、動画の広告が多い(観終わるか結構時間が経たないと動画を閉じることができない。せめてデフォルトで音が出ないようにしてほしい。)

感想

もらえるポイントが多いことと、突然クエストが発生したりクジ引きもあってゲーム感覚で利用できるのが良い点だと思います。

「特定商品もの」はCASHb(キャッシュビー)より少なめかと思いましたが、実はいつも終了済みの商品が多い。これはアプリの利用者が多いためか早めにサンプル収集数到達ということで、すぐに終了してしまうからではないでしょうか。

「家計簿機能」もありますが、特定ワードでの検索機能がないことから、CODE(コード)が売りにしている二重買い防止の役目を果たすには少し骨が折れます。あの調味料買ってたっけ?指定ゴミ袋っていつ買った?的なものも「思い当たる月>カテゴリ>日別」から追っていくしかないでしょう。でも、家計簿機能があるということだけでも全然プラス要素だと思います。

⇒  (参考)特定ワードでの検索機能がある家計簿アプリ「Zaim」(有料)

たまったポイントはメジャーなポイントに交換、またはPeXを通じて現金として銀行口座に振り込むことも可能!

 

ONE

ゲットしたウォレット ¥307

内容 こちらは店頭で購入した商品のレシートだけでなく、ネットショッピングもしくはアプリの領収書、アンケート、特定地域の飲食店でテイクアウトした場合は何%か還元してくれるイベントもあり、手広くやっている印象。今回はもちろん店頭購入のみ使用。あと、購入した商品のバーコード読み取りが不要なのが特徴です。

① ONEでもらえるウォレットは相変わらず¥1か¥10で、¥2が1回だけあった。そして、手広くやり始めてから¥1の割合がとてつもなく多くなり、筆者の場合、最後の方になると¥10は4ヶ月に1度の割合でした。⇒  これでよく¥300を超えたなというのが正直な感想。

② アプリのレビュー評価は☆4以上と高め。アプリDOWNLOADサイトで意見が投稿されていても強気な回答が多かったが、最近は定型文を用いた回答が多くなった。まあ、頭の良い人が多く運営に関わっていそうな感じがした。

③ 換金手数料は300円と高め。ただし、特定商品のデジタルチケットと交換という手もある。

感想

上の①から、次の1年間は¥200貯まれば良い方だな、という印象。

ネット検索するとONEを褒めるブロガーさんが多く存在していますが、残念ながら筆者には、これがあるから絶対お勧め!という要素が見つかりませんでした。

簡単にレシート登録できるようになっているのはレシートアプリの生命線と言うべき要素ですし、ネットショップの領収書はレシートより多く個人情報が掲載されてます。ましてやアンケートなんて 大事な個人情報を超低額で売ることと同じ意味なので、私はおすすめしません。

また、レシートを送信した後にさりげなく職業を入力させようとしたことがあり、いかがなものかと思いました(⇒入力前にアプリを閉じてもウォレットをゲットできますが、その旨どこかにわかりやすく書いておくべきです)。

結論としては、ネットショッピングもする人ならお勧め、というより

他のアプリ同様、比較的簡単にレシート登録できるシステムになっていることから、「どうせ他のレシートアプリをするんなら、ついでにONEもやりなよ!」的な存在ではないでしょうか。

 

まとめ

以上3つのレシートアプリ、できるだけリアルに使用感を書いてみました。

趣旨と違ってしまいますが、記事を読んでみて「比較する」というより「3つのアプリを並行してこなせばよい」と思った人が多いと思います。

レシートアプリって、このアプリだけやれば大量ポイントゲット!というわけにはいかないので、レシート送信する時間さえあれば掛け持ちすれば良いという話になるのです。

一度の買い物で3つのアプリを用いてレシート送信をするまで合計約5分程度しかかかりません。新しいレシートアプリも登場していますので、時間に余裕のある人はアプリを開拓してみるのも悪くないと思います。

ただ、どのアプリかはふせますが、数十秒も広告動画を見せられるとか、しつこく個人情報を聞き出そうとするなど、ユーザーに敬遠されがちなコンテンツを強要することは気をつけて頂きたいと感じました。

 

競争相手が多くても、ある程度支障なく運営できるという特殊なレシートアプリ界。でも、競争が少ないと魅力あるコンテンツが現れにくいかもしれませんが。

とりあえず今回紹介した3つのアプリを続けつつ、新しいレシートアプリも開拓してみようかなと考えてます。

 


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