メルカリで商品を購入したのに発送してくれない、あるいは、購入手続をしておいてお金を払ってくれない。長くメルカリを続けていると、いつかは遭遇するトラブルです…
今回は、そんな悲惨な目に遭った場合の対処方法について解説します。
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基本編 / 売れないゾ!(ノД`) / 正しい値下げの口説き文句 / 商品の写真撮影 / ローカルルールの検証 / たった63円で発送する方法 / やっぱ確定申告って必要なの!? / 低評価を消す方法 / 行き詰まった時に使う4つの打開策 / 買ってはいけない4つのもの
未払い状態なんて発生するの?
本題に入る前に、いつまでもお金を払ってくれないなんて状況が発生するのでしょうか?
メルカリでは、クレジットカードを持っていない(所有できない)人でも、コンビニや金融機関等ATMで代金を支払うことで商品を購入できます。
なので、支払方法に「コンビニ/ATM払い」を選択して購入すると、実際に支払うまでは「未払い状態」が続くわけです。
ミニ知識(読み飛ばしOK)
世界最大手のECサイトであるAmazonでは、マーケットプレイス(簡単に言うとAmazon直販以外の出品者のこと。)でしか売られていない商品については、コンビニやATM払いができない設定になっているものがほとんどなので、お客がメルカリに流れてくることが多いんですよ。
ちなみに、なんでAmazonマーケットプレイスでコンビニ・ATM払いできる商品がほとんどないのは何故でしょうか?
Amazonでは「コンビニ/ATM払い」を可能に設定してしまうと、同額で販売しているライバルセラーの商品を「コンビニ/ATM払い」で購入して、未払い状態のまま出品カタログから消すことができるんです。
ただし、Amazon直営の商品や発送元がAmazon.co.jpになっている商品は「コンビニ/ATM払い」で買えますし、メルカリでは出品者に有無を言わさず「コンビニ/ATM払い」(※)を選択できます(※手数料が発生します。また、「コンビニ/ATM払い」の場合に事前コメントを必要としている出品者とのトラブルに注意しましょう。)
期限とは
発送期限
まず、メルカリで発送期限と定義している内容は次のとおりです。
商品の発送期限
商品は、商品情報に設定した「発送までの日数」以内に発送するようお願いしております。
購入者のお支払い完了後から数え、設定されている最長の日数までが期限です。
※購入者の支払いが完了すると、出品者のやることリストに「商品を発送してください」と表示されます。
例:1月1日12時30分に購入者が支払いを完了した場合の発送期限
・「1〜2日で発送」と設定した場合:1月3日12時30分
・「2〜3日で発送」〃:1月4日12時30分
・「4〜7日で発送」〃:1月8日12時30分
(引用:メルカリガイド)
支払期限
メルカリで支払期限と定義している内容は次のとおりです。
商品代金のお支払い期限
購入者が「コンビニ/ATM払い」で購入された場合は、支払い完了まで商品を発送しないようご注意ください。
※支払い完了後は、プッシュ通知・メールで連絡がきます。
商品代金のお支払い期限は、 購入日を含む3日目の23時59分59秒までです。
購入者には、支払いを完了するよう随時通知されています。
(引用:メルカリガイド)
期限が過ぎた場合の対抗措置
メルカリのルール上、期限内のうちは発送してくれなくても支払ってくれなくてもキャンセルできません。相手の対応を待つか、メッセージのやり取りで履行予定日を確認しましょう。
で、期限が過ぎた場合の対応ですが、
メルカリでは、
発送期限が過ぎた場合
『取引の継続が困難なため、キャンセルをご検討いただいております。キャンセルをご希望の場合は取引のキャンセル方法をご確認ください。』
とされていて、
支払期限が過ぎた場合
『取引の継続が困難なため、こちらのガイドを参考に、キャンセル申請をお願いいたします。』
なおかつ
『取引メッセージ上で取引相手の合意を確認する必要はありません。』
『キャンセル理由は「支払いが確認できない」をご選択ください。』
どちらも不履行者を『取引の継続が困難なため』と定義していて、まるで人格問題者だから、すぐに取引を中止してくれとアナウンスしているかのようです。
そう、ここはメルカリ自体が推奨している『キャンセル』手続を行う一手なんですよ。
推し芸能人のグッズだからとか、二度とお目にかかれないような貴重な品だからどうしても欲しいとか、気持ちはわかりますが、これ以上こんな「取引継続困難者」を相手にして、取り返しのつかないような事態に巻き込まれたら目も当てられません。
これ以上相手にしていたら、自分の推しアイドルや商品が汚されてしまうと考えて、諦めてキャンセルすることを強くオススメします。
キャンセル方法
発送期限が過ぎた場合のキャンセル
・キャンセル申請フォームから「商品が発送されない」の理由を選択し、手続きします。
・取引メッセージ上で取引相手の合意を得る必要はありません。
・商品代金や支払手数料は、キャンセル後に戻るので安心!
手数料(100円)も含めて残高に返金されるので、メルカリでほかの買い物をしたり、メルペイとしても利用できます。
けど、現金に戻すには、別途手数料(2023年3月現在は200円)がかかる振込申請を行う必要があります。
支払期限が過ぎた場合
・キャンセル理由は「支払いが確認できない」を選択し、手続きします。
・取引メッセージ上で取引相手の合意を確認する必要はありません。
相手へのペナルティは?
メルカリで対応内容を報告したり個別に公表することはありません。
ソース(裏付けとなる根拠)はありませんが、問題のあるユーザーを放置しても何も良いことはありませんので、前科があれば、取引機能の停止かアカウントBANのペナルティがあるものと思われます。
過去、私が支払不履行された購入手続者(ブロック済み)の現在の★数を見ても、当時と変化がないことから、取引ができない状態にされたのかもしれませんね。
なお、キャンセル後は相手の評価もできませんし、再度購入とかコメントしてこない限りブロックもできなくなるので、キャンセル申請の直前にブロックしておくよう推奨します。
まとめ
基本的にメルカリのルール(ユーザーが決めたローカルルールではない)を守らない人に当たってしまった場合は、被害を最小限に食い止められるような仕組みになっていることがわかりましたね。
仕返しも怖くないので、無理してルールを破るユーザーと取引する必要もありません。楽しく有意義な取引をしながらメルカリを楽しみましょう。
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※ 本記事は2023年3月13日現在の内容で記載しています。記事の内容が古くなったことや、記事の内容に誤りがあったことが原因で不利益を被った場合、当方では一切責任を負いませんので、予めご了承願います。
※お買い物は、自己責任でお願いします。